ドライアイの改善

パソコンが普及した現代では、疲れ目やドライアイ等の目のトラブルを訴える人が増えており、特に中高年になると涙腺などの外分泌腺の機能が低下し、重症のドライアイを発症することがあります。

そしてドライアイは、シェーグレン症候群と呼ばれる自己免疫疾患の1つであり、単なる疲れ目だと思っている人の中にも、ドライアイを発症している例が少なくないと考えられています。

しかし慶応義塾大学医学部眼科学教室では、重症のドライアイ患者10名に腸溶タイプのラクトフェリンを2~6ヶ月間摂らせたところ、眼球を潤す涙の量が増えて、目が乾く不快症状が和らいだと報告しています。

また東京医科歯科大学医歯学総合研究科顎顔面解剖学教室部では、目に対するラクトフェリンの効果を明らかにするため、老齢ラットを2グループに分け、片方のグループだけラクトフェリンを4週間与えたところ、何も与えなかったラットは涙腺機能が著しく衰えたままなのに対して、ラクトフェリンを投与されたラットは、若いラットの様に涙腺細胞の構造が若返った涙の成分を活発に生合成したと報告しています。

このようにラクトフェリンの投与によって、目における分泌・代謝系の酸化障害作用が抑えられることが考えられます。

◇ドライアイ、ドライマウスでお困りの方

ストレスやオフィス業務などが原因で眼や口が乾き易くなる場合があります。腸溶性ラクトフェリンは涙液や唾液の分泌を増加させることが報告されています。朝、お目覚めの時に、口の中がサッパリするというお声が多く聞かれますが、唾液が増えて口の中がきれいになったためと考えられます。

女性 45才

ドライアイでコンタクトが痛くて使えなくなっていたのが、腸溶性ラクトフェリン錠を飲み始めてから、問題なく装着できるようになり、喜んでいます。

女性 58才

腸溶性ラクトフェリン錠を飲み始めてまず感じたのが、ぐっすり眠れて、目覚ましなしで起きられるようになったのと、朝はいつも口の中がベトベトして、気持悪かったのが、サッパリした感じで、口をゆすがなくても気にならないので喜んでいます。